おさちに幸あれ

女子高校生のラスト高校生日記

インターハイ中止について言わせてほしい②

前回はインターハイ中止について客観的意見として述べさせてもらいました。

 

前回の意見だけでは、

「それだけの気持ちしかなかったんだろ」

と思う人もいると思います。

ですが、インターハイ中止について賛成なのはもう一つ理由があります。

 

これは私個人としての意見です。

 

結果よりも過程が大事

この言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

私にとって一番重要だったのは、

部活をする日々そのものでした。

 

私は前回言った通りスポーツ校ではないですが、

それなりに厳しかったし、たくさん怒られもしました。

泣いた日もありました。

 

もちろん私よりもつらい思いをした人。

たくさん努力した人。たくさん泣いた人。

たくさんのものを犠牲にしてここまでやってきた人。

たくさんいると思います。

 

 

そこで、私だけじゃなく全員に言えることは

部活を通して手に入れたものは目に見えるものだけじゃなかったはずです。

 

私は部活を通してたくさんのことを学びました。

それは数え切れません。

 

たくさんつらい思いもしました。

たくさんいやな思いもしました。

でもその分、目に見えないたくさんのものを手に入れました。

頑張った人ほど手に入れたものは多いはずです。

 

もちろんこの大会に向けて失ったもののほうが多かった人もいるかもしれません。

ですが、この高校という3年間で自分の手で手に入れたものの価値はどんなものよりも高いはずです。

 

もちろん目に見える結果があるからこそ、そこで達成感を得ることが出ます。

ですが、目に見えないものは自分で見つけるしかないんです。

 

 

自分が手に入れたものを見つけるのは自分自身です。

一度、考えてみてください。

あなたが部活を通して手に入れたものは何ですか。

きっと何かあるはずです。

あなたにとってこれからの自分の人生の糧となるものが。

 

 

 

 

 

 

 

勝った時、負けた時。

どっちのほうがまた頑張ろうと思えますか?

 

 

私は負けた時です。

そう思う人は多いんではないでしょうか。

 

だからこそ、

悔しい。

その思いだけで終わらせてはだめです。

じゃあこの思いを次に生かすしかないんです。

インターハイがゴールではありません。

 

私たちは戦うことすらできないというどんな敗北よりも悔しい思いをしました。

 

だからこそ私たちはこの先の人生の中でだれよりも成長できるチャンスがあるんです。

 

絶対にこの思いを無駄にしてはだめです。

 

私たちの人生はまだまだこれからです。

わたしたちはまだ半分にも達していません。

 

高校生というのはこれからの人生を大きく左右する大事な期間だと思います。

 

 

だからこそ、最高のスタートを切りましょう。

どんな負けより悔しい思いを味わった私たちは誰よりも強くなれるはずです。

 

 

 

私は文章を書くのが得意なほうではないので、

上手に気持ちを言葉に表すことができません。

 

 

 

だけど、インターハイという目標に向かって頑張ってきた同世代の仲間として

これだけは伝えたい。

 

 

ここで立ち止まらないで。

この思いを無駄にしないで。