[進路]親と本気で向き合ってみた③
私は、母にはよく進路について相談をしていたが、
父には、話すことはなかった。
普段も父とはあまり会話をすることはなく避けていた。
でも、いろいろな関係で進路について父に言わなければならない時がきた。
私がずっと避けていたことだった。
普段から父としゃべることはあまりない。
父のことはいつも避けて生活していた。
だが、進路についてはどうしても話さなければならなかった。
でも私はどうしても話したくなかった。
なぜなら父に進路について話しても結局は了承をしてくれないからだ。
私は、一度父に自分の将来について話したことがあった。
しかし、勇気を出して言った言葉はあっけなく壊れてしまった。
自分が勇気を出していったことそれに対して父は考えが甘いといった。
もちろん社会の厳しさを知っているのは父のほうである。
しかし、その時私は父に話すために一生懸命考えて出した答えを
その言葉で片付けられてしまったこと。
それが、悲しいというか、悔しいというか、何とも言えない感情だった。
それから私は父に進路の話をするのが怖くなった。
また何か言われるのではないか。
怖かった。