[進路]親と本気で向き合ってみた④
とうとう、父と話さなければならない時が来た。
やはり、父はすぐには許してくれなかった。
でも、自分が悩んで悩んだ結果の決断だった。
今度こそは、許してもらえるように、自分でどうしたら納得してもらえるのかを考えて父に話すことができたと思っている。
しかし、私と父の意見はいつも同じところで食い違う。
それは、父はいつも私に夢を求めているからだ。
だが、私はどれだけ考えても、自分の夢を見つけることができなかった。
だからこそ、私は自分のやりたいことではなく、自分の強みを見つけるために大学に行きたい。ということを父に伝えた。
大学というのは、夢のつかむための第一歩といえるだろう。
しかし、私は大学で自分の強みを見つけることで、自分のこれからの将来でどんな仕事でもできるようになれるのではないかと思う。
もちろんこの考えが正しいかどうかはわからない。
しかし、私にとってはこの考えが今の自分にとっての一番の正解だ。
父は、私の熱意が伝わったのか、時間はかかったが、了承してくれた。
私の家は貧乏で、大学に行くのも一苦労だ。
でもだからこそ、通わせてもらう分、それだけの気持ちで進学しなければならないと思っている。
父に話すのはとても嫌だったが、父が簡単に了承してくれなかったからこそ、
これだけ、真剣に自分の将来について考えることができた。
これからは、志望校に合格できるように、
一生懸命頑張りたいと思う。